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データで探る日本の「発明力」


 2008年のリーマンショック以降、貿易の主役はモノから知財や配当へシフトしている。モノの貿易収支は3分の1に減少、海外からの知財や配当収入は数倍に増加している。

 

 各国の主な産業分野(自動車、医薬品、航空宇宙、電子機器)の研究投資額と製品の輸出シェアを比較すると、日本は自動車、電子機器分野を中心に投資している割に輸出シェアが低いことに気が付く。将来も世界で稼げるかが課題となる。

 

(参考:日経新聞電子版:2016年12月26日)



少子高齢化社会で働き続ける高齢者増


 2016年9月19日は「敬老の日」。日本の65歳以上の高齢者人口(9/15日現在)は推計で3461万人(総人口の27.3%)。前年比73万人、0.6%増で過去最高を記録した。(総務省2016年9月15日発表)

 65歳以上の男性は1499万人(男性人口の24.3%)、女性は1962万人(女性人口の30.1%)。年齢別では、70歳以上が2437万人(同19.2%)、75歳以上が1697万人(同13.4%)、80歳以上が1045万人(同8.2%)。

 国立社会保障・人口問題研究所のこれまでの推計では、65歳以上の高齢者が総人口の3割を超えるのは8年後の2024年とされている。

 少子高齢化が進むなかで働く高齢者も増えており、同省の労働力調査によると、昨年は過去最高の730万人。このうち65~69歳の就業率は、男性が52.2%、女性が31.6%だった。(参考:朝日新聞2016年9月19日朝刊)