自動運転の効果について安全の次は効率について述べよう.自動車交通の効率とは,渋滞の解消,エネルギー消費と環境負荷の削減のことである.安全に対する効果とは異なって,自動運転の省エネルギー効果は日米独における実車実験で示されている.
自動運転によって精密に車両を制御することが可能になると,渋滞が緩和,解消され,それに伴って自動車交通の省エネルギー化やCO2排出削減が達成される.図1に車両の制御と省エネルギー,CO2排出削減の因果関係を示す.
車両の横方向の制御とは操舵制御を指すが,精密に操舵制御を行うと狭いレーンでの走行が可能になる.現在の高速道路では,たとえば幅が3.6mのレーンを車幅1.6mの乗用車が走行している.レーンの幅を狭めれば1本の道路のレーン数を増すことができ,道路容量(単位時間に通過できる自動車の台数)を増加させることが可能になり,渋滞が緩和,解消され,その結果,自動車交通の省エネルギー化,CO2排出削減となる.
車両の縦方向の制御とは速度,車間距離の制御を指すが,精密に速度や先行車までの車間距離を制御すると,車間距離を短縮して走行するプラトゥーン走行が可能となる.小さな車間距離で走行することの効果は2種ある.
一つは道路容量の増加で,カリフォルニアPATH(California Partners for Advanced Transportation Technology,1986年に開始された米国カリフォルニア州のITSプロジェクト)が行ったシミュレーション結果は,プラトゥーン走行によって道路容量が3倍程度までに増加することを示している.たとえば,走行速度が25m/sで,10台の車両が車間距離6mで走行すると,道路容量は6200台/hとなり,車両が単独で走行する時の2000台/hの約3倍になる.もっともプラトゥーンを解消したあと,多数の車両が渋滞を発生する可能性が生じるが.
またカリフォルニアPATHは,乗用車を用いて公道上でACC(Adaptive Cruise Control,先行車までの車間距離と相対速度から自車の速度を制御し,先行車との車間距離を一定に保持して走行するシステム)とCACC(Cooperative Adaptive Cruise Control,協調型ACC,車車間通信で受信した先行車の加減速度を用いてより精密に自車の速度を制御するACC)の実験を行った.その結果によれば,平均車間設定時間が,CACCでは男性ドライバが0.64秒,女性ドライバが0.78秒であるのに対して,ACCでは男性ドライバが1.43秒,女性ドライバが1.68秒であり,CACCではACCの半分以下になっている.さらに彼らのシミュレーション結果は,CACCの利用率が100%になると,道路容量がほぼ2倍になることを示している.我が国の検討では,CACCによって高速道路のサグ部(道路の勾配が下りから登りに変化して車両の速度が低下し,渋滞が発生しやすい部分)に起因する渋滞の発生が抑制されるとしている.なおCACCとプラトゥーンの相違は車間距離の大小にあり,車間距離が小さい場合をプラトゥーンと呼んでいる.
もう一つの効果はプラトゥーンでの特に高速走行時の空気抵抗の低下である.空気抵抗は,速度の2乗に比例するため,高速走行時には転がり抵抗よりも空気抵抗が大きくなる.カリフォルニアPATHが行った風洞実験結果は, 空気抵抗係数Cd値(Coefficient of Drag)が,プラトゥーン走行時には後続車だけでなく,車間距離が車長よりも小さいときには先頭車両のCd値も小さくなることを示している.プラトゥーン内の各車両のCd値が小さくなることは,高速走行時にプラトゥーン走行を行うと,燃費が改善されることを示している.
プラトゥーン走行時の空気抵抗低下による省エネルギー効果は実車による走行実験で実証されている.2008年から5年間,我が国の経済産業省とNEDOが行ったプロジェクトであるエネルギーITS推進事業では3台の自動運転トラックを開発したが,テストコース上で測定した3台のトラックのプラトゥーン走行時の燃費の測定結果を図2に示す.後続トラックだけでなく,車間距離が小さいときには先頭トラックの燃費も改善されている.この結果は上述した風洞実験結果と同様の傾向を示している.またカリフォルニアPATHは2010年と2011年に米国ネバダ州の州道で3台のトラックのプラトゥーン走行の実験を行い,燃費を測定している.3台のトラックを車間距離6 m,速度85 km/hで走行させたときの燃費改善効果は,先頭車4.54%,中間車11.91%,後尾車18.4%で,エネルギーITSと同様の結果を得ている.さらにドイツでのトラックによる実車実験でも2%ないし11%の省エネルギー効果が得られている.
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・プラトゥーン走行など,協調型システムの問題点については「代行」のテーマの回答でCACCを取り上げて述べたが,ここでも簡単に述べる(プラトゥーンとCACCの差は車間距離にあるだけである).トラックのプラトゥーン走行は,人件費や燃費の観点で大きな利点がある.またプラトゥーン走行では車車間通信が必須であるが,トラックでは,車車間通信装置の装備は経営者や業界の判断で行うことができ,乗用車と異なって導入が容易である.さらにプラトゥーン専用レーンを設ければ他の交通を排除でき,安全の確保が可能となる.将来は我が国の人口が減少し,高速道路の交通量も減少することが予想されるため,現行の東名,新東名のレーンの内1レーンをプラトゥーンの専用レーンにすることは不可能ではないと思う.
・乗用車のプラトゥーン走行は遠い将来のことであるが,プラトゥーンを解消した後一般道に降りたときに大渋滞になるのではないか,という懸念はある.トラックのプラトゥーン走行もプラトゥーンを形成する場所や解消する場所(トラックヤードか)や無人トラックのドライバの乗降場所は課題である.
・プラトゥーン走行時の追突に関しては,小さな車間距離で走行することは前後の車両間の相対速度がほとんどゼロであることを示しているため,たとえ追突しても相対速度は小さいために大きな事故にはならないとされている.
・自動運転(レベル4,5)になると,現在は車を運転できない人も車で出かけることが可能となり経済の活性化も期待できるが,一方では多くの人が車で出かけると大渋滞が発生するという懸念もある.
2018年1月25日
坪内渉 (金曜日, 19 1月 2018 15:50)
今まで安全のことばかり考えていたが、効率のことを考えると、自動車の自動化は車線の増加や一定速度の走行によっての渋滞の解消やCO2削減、道を間違えることもなくなると思う。このように環境にも良い影響があると知って考えが少し変わった。
自動化レベルを上げるための技術も必要だが、道路の利用者がより注意すれば実用できるのではありと思う。
久保井恵祐 (金曜日, 19 1月 2018 15:38)
私は今まで自動運転とはドライバーが必要無くなったり、楽にまたは安全に運転できるためだけのものであると考えていました。しかし少し視点を変えてみるとエコやCO2削減に繋がっていたとは驚きました。またプラトゥーン走行は実現することが出来れば3倍もの効率を出せるということにも驚きました。このような渋滞などが少なくなり移動時間が短縮される世の中が実現されれば、今まで遠出をすることが億劫になっていた人たちもいろいろな場所へ出向く機会が多くなると思うので、経済効果も期待できると思いました。
しかし、プラトゥーン走行は人間のドライバーには実現することはとても困難なもので自動運転をする車を購入しなければいけません。経済的に新しい車を買うような余裕がない人もたくさんいると思うので、そこが問題点であるなと考えます。
鈴木 郁哉 (金曜日, 19 1月 2018 15:29)
プラトゥーン走行によって燃費の改善やCO2の削減はとてもいいことだと思いますが、車間距離をできるだけ縮めることによってもし1台でも車のシステムがエラーを起こしてしまったりしたら、玉突き事故などを引き起こしてしまう可能性もありますし、一般道路などのあまり速度のないところでは危険性も少なくなりますが、高速道路などのスピードがとても速い道路ではより危険性が高くなってしまうので、道路によってプラトゥーン走行を行う場所と行わない場所のしっかりとした決まりを設けるこができればとてもいいと思います。
野村 将平 (金曜日, 19 1月 2018 15:26)
この記事を読んで,道路容量の増加・CO2排出量の削減といった,プラトゥーン走行のさまざまな利点を知った.しかし,非常時に居眠りをしていたり,システムのバグなど,自動化システムを導入したことが原因で起こる事故もあると考える.したがって,プラトゥーン走行が実現されるのを期待するものの,事故が起ないという確固たる信頼性が無い限り実施するべきではないと考える.
山本秀治 (金曜日, 19 1月 2018 14:27)
確かにプラトゥーン走行には燃費面、交通面においても多大な恩恵があるのは間違いないが、課題も残されていると考えられる。
プラトゥーン走行は路上を走行する全ての車両に同様の自動運転システムが搭載されていることが前提のシステムであるという点である。これは現在日本に走行する約11億台の自動車全てを過去の産物として廃棄することと同義である。よって、現在のように段階的に自動運転を導入して行くと言ったようには行かず、全国同時にプラトゥーン走行可能な車両を導入しなければならない為、現時点において現実的なものとは言えない。
栗田 將希 (金曜日, 19 1月 2018 12:41)
プラトゥーン走行を実現することで資源削減などが行えることが分かったがはたしてこの技術を導入することはできるのであろうか。
私は実現は難しいと考える。なぜなら、この技術を導入するには最低でも自動化レベル3に達していない限り実現できない技術であるからである。本記事第2.3.4回を読み、実現するにはまだまだ時間がかかると考えるからである。
しかし、部分的には導入できるのではないか。すべての道路でプラトゥーン走行システムを実現するには様々な調査などが必要であるが、高速道路などに限定すればそんなに難しくないのではないだろうか。なぜなら、高速道路には信号機が存在しない車の走行を妨げるものは基本存在しないからである。だが天候や事故などの影響も十分考えられる。しかし高速道路に限れば調査は少なく済むであろう。
よって、プラトゥーン走行をすべての環境で実現するには時間がかかると思うが、場所を限ればそれほど実現困難なことではないと考える。
堂福正太郎 (金曜日, 19 1月 2018 10:22)
渋滞の緩和、燃費、CO2の削減など、地球温暖化社会にとってポジティブな働きをすることはとても良いと思う。しかし、全ての車両を自動運転搭載車にするには長い年月を要するし、ましてや国道などの道路の幅を狭めてレーンを増やすことなど遠い未来の話である。もちろん年月をかけてでも実現すべきことだと私も思うが、道路の形状が変化したとき、自動運転は全てに対応しきれるのだろうか。車間距離を縮め、効率化を図ることは人間の手でも可能なので、自動運転に負けないよう人間も努力していくべきだと感じた。
小澤竜誠 (金曜日, 19 1月 2018 10:03)
自動運転により正確な運転が実現されることにより事故の減少することは容易にイメージできたが,渋滞の解消や環境面でのメリットがあることは思ってもみなかった.特に道路容量という考えはとても的を得たわかりやすい考えだと感じた.さらに自動運転制御の面でも縦方向横方向で細分化した考え方は自分にとって全く新しい考え方であった.
尾田壮志 (金曜日, 19 1月 2018 07:45)
プラトゥーン走行などの技術はすべての車に,その機能を搭載しなければならない.ヒューマンドライバの影響で事故が起こることが容易に考えられる.機械と人間が混合しながら精密な制御をすることは,非常にむずかしいことであると考える.エネルギー削減や効率化を優先するこの技術開発には反対である.
千代颯大 (金曜日, 19 1月 2018 05:59)
資源効率の面で、自動操縦による効率化は地球温暖化問題を抱える人類において、将来的に実現されれば、とても重大な役割を担うと考えられる。輸送効率の面でも、移動の感覚が現代と比べ物にならないほど軽くなるだろう。
しかし、本文に述べられている制御を運用するためにはレベル5の自動運転システムが実用可能なレベルまで達していなければならない。それに加え、道路の整備やすべての車にシステムの搭載など、実現まで途方もないコストと時間が必要となる。
また、海外と日本では地形、気候、道路条件が大きく異なるので、海外で進められている実験とは違った実験が必要になると考えられる。
日本の産業の代表として国内でも様々な取り組みを進めていかなければならないと改めて感じた。
新井義隆 (金曜日, 19 1月 2018)
CACCといった車車間で制御を行うシステムは非常に効率的で早期に実現して欲しいシステムであると思ったが、付近に存在するすべての車がそのシステムに対応していなければ難しい技術なのではないかと感じた。
現在3車線ある高速道路の1車線を自動運転専用車線にし、CACC、プラトゥーンといったシステムを利用すれば他交通とのリスクも少なく、技術的にも比較的早期に運用できるのではないかと思う。その上で高速道路を頻繁に利用し、ヒューマンエラーが重大事故に発展しやすい長距離トラック・バス等にまず導入することができれば、輸送効率・安全面・ドライバーの労働環境等に大きなメリットがあるだろう。
澤野 悠哉 (金曜日, 19 1月 2018 04:40)
プラトゥーン走行による省エネルギー化、CO2排出削減は非常に魅力的である。その結果、交通量も増加するというのもいいと思うのだが、それに比例して交通事故も増えるにではないかと心配にもなる。高速道路では、もちろん一般道と比べて、死亡にもつながる悲惨な事故が多いと思う。だから、これからさらなるシミュレーションを繰り返して、安全が証明されるのであれば、実用を考えてみてもいいと思う。
川邊真志 (金曜日, 19 1月 2018 03:53)
自動運転の効率面での効果はCO2削減や渋滞の解消など,環境面や運転時のストレス解消などの点からとても魅力的であると感じた.しかしプラトゥーン走行等を行うにはすべての車両に自動運転を搭載する必要があると考える.自動運転だからこそ精密で狂いのない走行を実現できるのであって人間がそこに混ざって運転するのは大変困難である.また自動運転の搭載コストやすべての車両に自動運転を搭載する規則等も作らなければならないなどの問題もある.これらの問題が解消されないとたとえ本記事の効率を実現できるとしても大変リスクの大きいものになると考える.
木部悠星 (木曜日, 18 1月 2018 23:00)
本記事で述べられている自動運転の効果は,すべての車両が自動運転システムを搭載していることが前提である.スピード違反がなくなったり燃費が良くなったりと,安全性や効率は確かに理想的ではある.しかし,自動運転の技術に頼りすぎて,居眠り運転や飲酒運転などをする人が現れ,システムにエラーが発生した等のいざ人間が運転しなければならない時の危険度が増すと直感的に思った.これらの効果を期待するには,発進から停止まですべて制御できる自動運転技術がもはや当たり前になっていないと難しいと考える.
古瀬 史也 (木曜日, 18 1月 2018 22:38)
自動運転で車両の横方向と縦方向を精密に制御することで渋滞を解消して、それによりエネルギー消費削減や環境負荷の削減につながるということは地球温暖化対策として大いに魅力を感じた。しかしこれを実現するためには、全てがコントロールされるようにしないといけない為、運転することを娯楽とする人々を全員排除して、さらに存在する全ての自動車に自動運転の技術が搭載しなければ実現出来ないことである。そのため、反発を受け頓挫することは容易に考えられる。また、車の故障等の不具合があったならば手動で運転しなければならないが、そのときにその車と自動運転の車が事故を起こす可能性を秘めていると考えられる。だから私はこの自動運転の実現は難しいと考えます。
木村大河 (木曜日, 18 1月 2018 21:48)
車間距離を短くするプラトゥーン走行によって渋滞の解消や省エネルギー化,CO2削減が狙えるということは自動運転の魅力や必要性の1つであると感じた.しかし,これを実現するには問題がいくつかあると考えられる.まず,プラトゥーン走行を実現するためには道路を走る車すべてに自動運転技術を搭載し,車間距離を制御しなくてはならないということだ.法で定められない限り,全ての車に自動運転技術が搭載されるとは到底考えられず,人間が運転する車もあるだろう.その中で,理想的なプラトゥーン走行ができるとは考えにくい.またこの際,人間が運転する車の後ろから自動運転搭載の車が車間を詰めてきたらどうだろうか.人間にとって,それはプレッシャーになるのではないだろうか.また,人間が運転する状況においては,事故を防ぐには車間距離の広さが重要だという話もある.人による運転と自動運転が混在する道路でプラトゥーン走行を試みたら,トラブルや事故の原因となるのではないだろうか.このようなことが起きないという保証がない限り,車間距離を短くして利益を得ようという試みにはリスクが大きすぎると考えられる.
齋藤星汰 (木曜日, 18 1月 2018 21:25)
自動運転で渋滞が改善されるとは思っていたが運転の効率化に伴い省エネルギー効果が見込めるということが初めて分かった.現在自動車では省エネルギー化が進んではいるが,越えられない壁はあるので走行面からも変えていく必要があると感じた.しかし,プラトゥーン走行をするにはレベル5の完全な自動運転の必要があり,すべての車両に自動運転の技術が必要だと考えられる.
開発や導入のコスト面からかなりの時間が必要に感じたが,とても興味深い内容であった.
河合一成 (木曜日, 18 1月 2018)
プラトゥ―ン走行により,道路容量の増加,燃費の改善,渋滞の緩和,走行効率の改善等と大きな効果が得られることがわかった.しかし,プラトゥーン走行は自動運転システムをすべての車に搭載されていないと難しいと思う.なので,自動運転の安全性の確認と効率を証明し,自動運転を皆に認めさせる必要がある.自動運転が認められ,自動運転の技術の向上ができればレベル4.5の自動運転も実現可能だと思いました.
飯野智也 (木曜日, 18 1月 2018 18:40)
車車間通信を使って車間距離や相対速度を測ることによって渋滞が緩和されるという事や,空気抵抗を抑えられることによって車の燃費が良くなるということは良く分かった.しかし,この車車間通信システムに運転の制御を任せるのは少し怖いように思える.理由としては車車間通信システムは車と車が通信し合って互いの情報を与え合うシステムだが,もし本来通信しなければならない車ではない車と通信してしまい,車間距離をそろえようとしたらどうなるだう?大事故につながる可能性があると思う.この事よりまだ実装には早いと思う.しかし,この試みが成功した場合,もっと気軽に車で遠出できるようになったり,燃費が良くなったり恩恵は大きいので,より走行実験を行いデータを集めたうえで実装するのは良いと思う.
竹俣 彩花 (木曜日, 18 1月 2018 17:54)
私は、自動運転を環境問題と結びつけるのは良い考えだと思った。
たしかに実現が可能となれば、車線を増やしたり車間距離を縮めることが可能になると思う。一方で、自動運転が環境問題のカギとなるにはとても時間がかかることだと思う。私は自動運転が導入されるようになるのは近い将来のことであると考える。しかし、それが普及し、走る車のほとんどが自動運転になるのは遠い将来の話であると思う。スマートフォンの普及がその実例である。普及の早さは著しいものであったが、未だにガラパゴスケータイを使用する人もいる。自動運転の環境が実現されるまでは車間距離を縮めることや車幅を減らすことはヒューマンドライバに大きな危険を与えてしまうことに他ならない。
遠い将来の話かもしれないが、環境問題には取り組んでいかなければならないのでこのテーマについても研究開発を進めていくことが重要である。
石原裕也 (木曜日, 18 1月 2018 16:33)
プラトゥーン走行による道路容量の増加と空気抵抗の低下は非常に魅力的なものだと今回の記事からとても理解することができました.また,ACCとCACCの二つ制御システムにおけるCACCの有用性がよくわかりました.
しかし,プラトゥーン走行解消後の渋滞について考えると,CACCによるプラトゥーン走行はあまり考えるべきことではないように思います.なぜなら,プラトゥーン走行の解消の切り替えは自動化レベル3の自動運転における自動から手動への遷移の困難さに似た,事故発生の危険性がはらんでいると考えられるからです.自分が乗車している自動車から何台前の自動車がどのタイミングでプラトゥーン走行を解消するのか,このことをシステムが認知・判断するには高リアルタイムの車々間通信が要求されます.
まだ自動運転が普及されていない現状を考慮すると,CACCによる十分な車間距離をとった走行が,自動運転の自動車と自動運転ではない自動車がともに走行できる未来を実現するのではないかと思います.
戸田 賢太郎 (木曜日, 18 1月 2018 14:42)
私はこのブログを読むまでは,自動運転技術は安全性や利便性のためだけにあると思っていました.そのため私はこのブログを読み,横方向,縦方向を精密に制御することによってレーン数を増加することができ,より狭い車間距離で走行することにより,渋滞緩和や燃費向上につながるということに驚かされました.しかしこれを実現するためには,すべての車に自動運転システムが搭載されていなければいけないと思います.
私が懸念していることは,いざプラトゥーン走行などの技術が使用できるようになったとしても全ての自動車がこれらの技術に対応していなければ使用できないと思います.なぜならより狭い車間距離で走行することにより,ヒューマンドライバによるエラーや万が一の急ブレーキに対応できず,玉突き事故が起こることが考えられます.また,普通の車の後ろをプラトゥーン走行により車間距離を狭められると,煽り運転と同様にストレスを与えてしまうかもしれません.さらにこのことが原因で,運転手同士のトラブルにつながる恐れもあると考えられます.
以上の理由より,自動運転システムを標準装備できるまでは採用すべきではないと考えます.
角田 篤広 (木曜日, 18 1月 2018 06:57)
私はこのようなエネルギー削減や効率化を最優先した技術には反対である。賛成できる点としてはエネルギーの削減は多くの人が車を使う現代において将来的に環境の被害からも必要性が高いものと考えられる。しかし、この文章に書かれていることは、全ての車が自動運転技術を搭載した際にのみ安全であり、環境にもよく、移動も効率的になるものであると思われる。そのため自動運転が導入された当初ではプラトゥーン走行は自動運転が搭載されていない車が自動運転を搭載している車の前を走る場合を考えると、プレッシャーとなり運転手に多大なストレスを与えるものと考えられる。また、実験の結果より安全な距離を保つものとされているが道路の容量が普段より減るということは普段運転を行なっている人からすれば、普段の運転よりも後続車が近い距離で運転を行なっているということである。この運転は特に初心者の運転手などは煽りを受けているものと同じような感覚に陥ると思われる。こういったことは自動運転を搭載していない車の運転手にとっては疲労がたまり事故の確率も上がるものと考えられる。また別の危険性としては道路の幅を狭めレーンを増やすということは運転手からすれば危険がただただ増えるだけの行為としか考えられない。運転する際に細い道や住宅街の間など運転をする際、運転手は最大の注意をはらいながら運転を行う。こういった所に向ける注意力は体力を大幅に奪われる。もし道路の幅を狭くしこういった注意を普通の道路で行う必要があると考えれば安全性がかなり低くなる。またプラトゥーン技術は車間距離を短くすることから自動運転を行なっている車が故障などを起こした際普段であれば防げるような事故も防ぐことが不可能となる。以上の点から私はこのような自動運転技術の導入は反対である。
青島 庸介 (木曜日, 18 1月 2018 04:16)
自動運転で車両の横方向と縦方向を精密に制御することによって、渋滞を解消し、それによりエネルギー消費削減や環境負荷の削減につながるということは魅力を感じた。しかし、これは全ての自動車に自動運転の技術が搭載しなければ実現出来ないことである。そのため、自動車の保有者にとってコスト面で負担がかかってしまう。また、全ての自動車のソフトウェアや機器の不具合をなくさなければならない。もし、不具合があったならば手動で運転しなければならない。そのとき、道路幅や車間距離を短くしたことが仇となってしまうだろう。全ての人々が自動運転のように精密に制御できれば問題ないが、それは不可能である。そのために事故を引き起こしてしまうかもしれない。また、運転することが好きな人にとって、自分で運転出来ないことや車間距離が短いことにストレスを感じることもあるだろう。よって、自動運転の実現は難しいと思う。
五味 頌子 (木曜日, 18 1月 2018 01:03)
渋滞が緩和することで旅行や遠出をする人が増えると思う.その結果,観光地の活性化が見込める.また,CO2排出量の削減ができることにより環境問題の解決にもつながる.今回の記事から,自動運転の実現は自動車産業だけでなく,経済の活性化や環境問題解決などに効果があると感じた.
青山 望 (木曜日, 18 1月 2018 00:08)
本文により自動運転システムのによる省エネ効果には納得がいった.たしかに高速道路における渋滞予防には役立つかもしれない.
しかしながらCACCやプラトゥーンの車間距離はよく考える必要があるのではないか.もし万が一エラーが発生してしまった場合,しっかりと車間距離が開いていれば防げる事故も防げない可能性が高くなる.すべての車が自動運転システムにより動作しているのであればそのようなこともないのだろうが,実際に人間が運転している車も絶対に存在するだろう.その中でその車は周りにぴったりと車間距離を詰められて運転するのも苦痛であるだけでなくイライラさせてしまうかもしれない.そうなればその車の事故率は高くなってしまうだろう.このように車間距離の減少による省エネ効果は大きいのかもしれないが,事故が発生していしまっては逆に渋滞の原因になるだけでなく人の命も危険にさらされてしまう.こうなってしまっては元も子もない.
よって自動運転システムにより渋滞が減り,省エネ効果が発揮されるのには同意するが,車間距離による省エネ効果には不安を覚えた.
道下 嘉之 (水曜日, 17 1月 2018 19:50)
本文を読んで感じたことは,自分の考えているよりも海外ではもっと細かく,先を行く研究がなされていた,ということである.車間距離を自動で制御する技術が導入されれば,それこそ渋滞の緩和に繋がり,それが結果的にCO2の削減や,無駄なエネルギーを排出しないエコな取り組みに繋がって行くこともよく理解できた.ここで一つ素朴な疑問を持ったとすれば,例えば一般道路で車間を一定に保って走行している時に,緊急車両が走行してきたとする.この時自動運転中の車はどのような対応を取るのだろうか,という点である.現行では緊急車両の走行時は,一般車は妨げにならないように走行しなくてはならないと決まっている.この点についてもこれから研究や開発がなされて行って欲しいなという期待とともに,非常に興味深いと感じた.
吉原圭亮 (水曜日, 17 1月 2018 18:09)
自動運転により,事故の減少だけでなく渋滞や環境へも優しいことが分かった.中でもプラトゥーン走行はヒューマンドライバーにはできない走行であり自動運転のメリットといえる.ここで考えられるのが,すべての自動車が自動運転でなければ難しいということです.ヒューマンドライバーではプラトゥーン走行は困難だからです.いずれかは自動運転への移行が起こる日が来るだろうが,経済的面で自動運転車を手に入れるのに手ずる人もいると考えられるため,自動運転のみの車社会を考えるのではなくヒューマンドライバーとの共存も考えていくべきと感じた.
村杉将平 (水曜日, 17 1月 2018 12:52)
自動運転による効率面のメリットに,道路容量の増加とそれに伴う渋滞緩和があることは自分にも考えられていたが,スリップストリームは考えつかなかった.確かに,レース競技ではスリップストリームを利用して体力を温存したり,前走者を抜き去ったりといった戦法が用いられている.また記事によると先頭車両にまで効果が及ぶとあるので燃費改善効果はかなりのものになると考えられる.
このように狭い車間距離を維持することは自動運転と高精度のCACCが必要になってくる.近い将来に5Gの無線技術が登場する.5Gの特徴として「低遅延」「同時接続」などが挙げられており,これは高精度のCACCを実現する大きな助けになると思う.
佐藤 大介 (火曜日, 16 1月 2018 14:06)
本文を読んで,自動運転システムというのは事故の減少や渋滞の緩和につながるだろうということはある程度分かっていました.しかし,環境負荷の軽減やCO2の減少につながるということには初めて気づかされました.今までは,自動運転システムを導入したところで事故が無くなるわけではないし否定的な意見を持っていましたが,自動運転システムを導入することで事故だけではなく本文で述べているようなメリットや,また想定していないだけでほかにも多くのメリットが存在するのではないかと考えさせられました.そのため,まだ実現は先にはなるとは思うけれども自動運転システムの開発を積極的に取り入れていきべきだと肯定的な意見も持つようになりました.
佐藤 禎亮 (火曜日, 16 1月 2018 03:11)
自動運転によって,安全性やドライバの負担の低減などが向上できると考えていたため,渋滞の解消,省エネ化などの利点があることは意外であり,興味深い点であった.完全に自動化し,機械制御をすることが出来るのであればプラトゥーン走行は非常にメリットの大きい仕組みであるように感じた.完全に自動化した車でなければ出来ない走法のため,etcの改札の様に高速道路に入る際に自動化でない車と道路を分ける必要があるが,こういった場所に限った運転の自動化はイレギュラーのリスクを減らすことが出来る.また,燃費,渋滞の解消につながるのであれば有用であり,現実的に思える.懸念する点として,車が密集した状態になるのであれば緊急時に緊急車両が通れなくなってしまう点,車間を詰めて走っているため暴走車や,事故などのイレギュラーに弱く,二次,三次の被害につながりかねない点があると考える.こういった課題を解決し,近い将来実現することに期待したいと思った.
武藤駿介 (月曜日, 15 1月 2018 21:33)
自動運転だからこそ可能となる効果に注目して,その効果を用いて様々な面で改善,改良がされることがわかった.ただし,注意しなければならないのは,ここで議論している,自動運転による自動車交通の効率のための効果は,すべての自動車が自動運転になって初めて得られる効果であることであると思われる.自動運転の導入は段階的に行われるはずで,いきなりすべての自動車が自動運転となるわけではなく,ヒューマンドライバにより成り立つ環境に,自動運転による自動車が少しずつ参入していくのが現実的である.しかしながら,自動運転が参入していく段階では,ブログで紹介されているような,車の横方向,縦方向に注目した渋滞解消や環境負荷につながる効果は得られにくい.これらの横方向,縦方向に注目した解決方法は,非常にレベルの高い運転技術,持続力などが求められ,とてもヒューマンドライバがいつでもどこでもどんなときでも同じ精度で再現できるものではない.したがって,自動運転により,渋滞の解消,エネルギー消費と環境負荷の削減は確かに達成されると思われるが,それが自動運転の導入によりすぐに行われることであると我々は勘違いしてはならない.
一方で,自動車交通の効率のためのシステム構築によって,自動運転が進んでいくと,ある種,電車のような感覚で自動車に乗ることになるのではないかと考えた.一定のリズムで,一定の間隔を保って自動車が運転するとしたら,その様に時刻表に従い,運行している電車と近いものを感じたからである.ただし,すべての自動車が一定のリズムになってしまうと,自動車の運転が一定の速さに縛られてしまう.個々人の裁量で運転のスピードを操作できる点が,自動車の良さであるため,自動運転がこのように制御されてしまうと,その良さが打ち消されてしまう.したがって,例えば,自動運転する自動車にも電車と同様に,各駅,急行,特急といった,差別化できるシステムがあるとよいと思った.それを各自動車に設定するのと同時に,道路上でも左のレーンから右のレーンになるほど速い自動車が通ると我々も共通認識する.そうすれば,速く運転してほしいと思う自動車は一番右のレーン(特急)を走り,特に急がずに運転してほしいと思う自動車は一番左のレーン(各駅)を走る.そうすることで,自動車交通の効率のための工夫を壊すことなく,利用者を満足させることができるはずである.
下枝 烈 (月曜日, 15 1月 2018 21:01)
確かに自動運転を導入する事によって,全ての車がプラトゥーン走行を行える様になれば道路容量の増加や燃費改善効果がある事が分かった.しかし,自動運転によるドライブが楽しくないなどの理由で自動運転を使わない人は必ず出てくる.そのため,車両の横方向の制御を自動化させ,レーンの幅を狭める事は出来ないだろう.また,その問題を解決してレーンの幅を狭める場合は,全ての車の自動運転を義務にしなければならない.しかも,もし自動運転に問題が出た場合,レーンの幅が狭いため自力での運転も難しいだろう.よって,自動運転によってレーンの幅を狭めるのは難しいだろう.
朝妻 元喜 (月曜日, 15 1月 2018 14:27)
プラトゥーン走行を実現させるためにCACCを導入させることに賛成である。プラトゥーン走行をすることにより、渋滞の緩和、燃費改善効果などにつながるからである。しかし、プラトゥーン走行のデメリットとして考えられるのは事故が発生した時に道路容量が2倍になっているために事故の被害が大きくなると思われるからだ。このためにCACCを用いたプラトゥーン走行の実現はさらに時間を要するだろう。
太田 翼 (土曜日, 13 1月 2018 17:54)
私自身安全の面ばかり考慮していたため、効率の面におけるこちらの記事は、とても興味深く感じた。縦方向の制御、プラトゥーン走行によって、道路容量の増加、燃費の改善など効果が大きく得られることがわかった。また、横方向の制御による結果、自動車交通の省エネルギー化、CO2排出削減となるため、効率はよいといえる。ただ、車間距離が小さいプラトゥーン走行において、ヒューマンドライバによって操舵を行うことが困難になるのではないだろうか。つまりプラトゥーン走行は、縦方向と横方向の制御を行う自動運転が前提になると思う。したがって、効率の面を考慮するとなると、レベル4、5といった自動運転の研究開発を進めていくべきなのであろうか。安全の面に加え、効率の面も考えると、より多くの検討事項が必要になるものだと感じた。
外谷場 紀充 (金曜日, 12 1月 2018 13:09)
プラトゥーン走行を行うことによって、渋滞の緩和や、走行効率の改善ができることは非常に興味深かった。しかし、このプラトゥーン走行は全ての車が自動運転システムでないと難しいと感じる。これは、自動運転システムの向上もはからなければならない。自動運転システムが向上し、このプラトゥーン走行を実装できれば、人々が望むような、レベル4.5の自動運転が実現できると感じる。また、実現するには、走行実験を重ねて効率面以外にも安全面においての課題も解決しなせればならないと感じた。
小渕遥 (水曜日, 10 1月 2018 22:59)
プラトゥーンという小さな車間距離で走行する方法では、道路容量の増加と、空気抵抗の低下による燃費の改善という効果を発揮するのでとても便利だと思います。しかし、実際に小さな車間距離で運転するのは危険だと思います。もし一か所で追突事故が起きたらその後続車はその影響で急ブレーキをかけ、また追突事故が起こるというように二次災害の可能性があります。ここでプラトゥーンに似たCACCというシステムがあります。CACCは車間距離がラプトゥーンより大きく、空気抵抗の低下による燃費の改善は顕著によく実現できないかもしれないのですが、安全を考慮したうえで渋滞を防ぎCO2の排出の減少も実現できると思います。したがって、CACCシステムの開発と設置に力をいれて世の中に広まることを願っています。
小島功義 (水曜日, 10 1月 2018 12:30)
前ページ・本ページを読み,自動運転の安全面以外のメリットも理解できた.
渋滞の緩和,道路のレーン増加・空気抵抗への考慮によるCO2排出とエネルギー消費の削減.これらの影響も大きいものだと考えられる.
交通事故以外での運転で生じる問題も解決していかなければならないだろう.本ページで取り上げられた渋滞の緩和,道路のレーン増加・空気抵抗について考えると車対者の高速道路からレベル4・5の実用を始めるべきではないかと考えた.車対人となる一般道より走行距離は稼ぎやすいだろう.高速道路で上記の問題が解決するだけでも大きな進歩になるはずだ.
折原 将哉 (火曜日, 09 1月 2018 18:15)
記事の自動運転の渋滞緩和・省エネルギーの効率に関してだが、歴史上、自動車産業を発展させてきた日本だからこそさらに実用化まで進めていってほしいと思う。
記事にある車間距離を短縮するプラトゥーン運転であるが、これは人間の裁量運転ではなく、機械判断による自動運転技術が伴って初めて成立するものであると考える。というのも人間の裁量による運転の車間距離の短さは事故の発生率を高くし、危険性も大きくなると考えるからだ。
自動運転技術の本格的な実用化は、まだコストをかけて開発していく段階なのであろうが、結果として道路容量の増加による渋滞緩和から空気抵抗低下による燃費の改善が実験的に見込まれていると分かった。技術革命としても自動運転技術は待ち遠しい。
今野 直輝 (火曜日, 09 1月 2018 11:34)
自動運転技術によって車両をうまく制御しプラトゥーン走行を行うことによって、走行効率の改善だけでなく、渋滞の解消や、道路建設費用の削減といった効果が得られるというのは非常に興味深い内容であるなと感じた。しかしながら、このプラトゥーン走行というのは、ヒューマンドライバによる運転操作では実現が難しく、その区間を走行する車両全てが自動運転技術によって制御された車である必要が出てくるのではと思う。既存の交通システムや車両を取っ払い、すべての車両が自動運転技術によって制御されるような環境であれば、同区間を走行中の、自動車同士の通信や同時制御なども可能となり、より一層消費者や利用者が望んでいるレベル4やレベル5の自動運転技術の実現に近づくのではないかと感じた。自動車における交通事故というのはヒューマンエラーによって引き起こされるケースが非常に多いが、渋滞という状況は、通常時より運転操作に神経を使うため、ヒューマンエラーが生じやすいと思う。実際に私が高速道路を利用した際、渋滞発生時に衝突事故を起こしてしまった車両を何度か見かけたことがある。そういった、事故を誘発しやすい環境を防止するということは、車両走行時の効率面の改善だけでなく、安全面に関しても改善される部分が出てくると私は考える。また、今回の記事を読んで、もし今後技術が発展し実際に自動運転システムが導入されることになれば、まずは一般道路ではなく、渋滞が起きやすく信号や歩行者がいない、高速道路への導入が望まれるのではないかとも感じた。
今まで自動運転技術に関しては安全面についてばかり考えてしまっていたが、効率面という別の視点から考えてみることで、効率面だけでなく安全面に関しても現状より改善されていく部分があるかもしれないということに気が付いた。こういった規模の大きな技術や製品に関しては特に多方面から物事を考えていく必要があるなと感じた。
谷戸 紳太郎 (金曜日, 05 1月 2018 19:32)
効率の観点で言うと自動運転はメリットが大きいと知ることができた。どうしても安全面が問われて、効率については触れられることがないので、もっと前面に押し出す必要があると思う。自動運転に前向きでない人が現状多い気がする。そういう人にこそ効率面を知って頂きたいと思った。
田中大智 (木曜日, 04 1月 2018 16:32)
プラトゥーン運転にすると空気抵抗が減り燃費が良くなるというデータは非常に興味深いが、ヒューマンドライバの場合は十分な車間距離をあけて走行しなければ追突の恐れがあり、非常に危険である。さらに最近は煽り運転によるトラブルも増えているため、車間距離を詰めるというのは事故やトラブルに繋がる非常に危険なものである。つまりプラトゥーン運転は自動運転によって正確に制御を行わなければならない。車の不具合によるリコールのニュースを毎年のように聞く現在において、プラトゥーン運転の制御を正確に行うのは難しいため、実現のために更なる走行実験を行うべきである。
尾崎 孝成 (日曜日, 31 12月 2017 22:04)
ブログの記事を読んで、事故を防ぐという側面だけでなく、自動運転には走行時の燃費が良いという側面に気付かされた。特に車間距離を詰めて走行するプラトゥーン走行によって、車間を詰めて走行するほど、後続車のみでなく最も空気抵抗を受けるであろう先頭車両の空気抵抗も低下するということが、意外に思われた。
私が懸念する部分としては、プラトゥーン走行においては、その道路を走行する車両全てがプラトゥーン走行を行う車両でなければ、車間距離の短さから事故が発生するリスクがある点や、燃費の改善や道路容量の増加の利点を生かすことが難しくなってしまう点がある。そのため、プラトゥーン走行を行う車両とそうでない車両を分けるなどの対策が必要になると思われる。